格闘技がテストステロンを劇的に高める理由とその効果とは?
この記事はこういった方に向けて書きました
・最近活力が落ちてきて「何か始めないと」…と考えている
・テストステロンを高めて男として魅力的になりたい
・格闘技を始めてみようか悩んでいる
格闘技は肉体的な挑戦だけでなく、ホルモンバランスにも大きな影響を与えることが知られています。
特に、テストステロンというホルモンは、
筋肉の成長、パフォーマンスの向上、そして精神的な健康に重要な役割を果たします。
本記事では、格闘技がどのようにテストステロンに影響を与えるのか、そしてその結果としてどのようなメリットが得られるのかを詳しく解説します。
格闘技に興味がある方や、パフォーマンスを向上させたい方には必見の内容です。
もちろん筆者も週2で格闘技ジムへ通っています!
テストステロンとは男の活力を上げる男性ホルモン
テストステロンは主に男性の体内で分泌されるホルモンで、筋肉の成長、骨密度の維持、脂肪の代謝、そして性欲やエネルギーの維持に重要な役割を果たします。
女性にも少量ながら存在し、全体的なホルモンバランスや健康に影響を与えます。
テストステロンのレベルは年齢と共に変動し、特にトレーニングや競技によって大きな影響を受けます。
テストステロンが適切に分泌されることで、筋肉量の増加や体力の向上、精神的な安定感が得られます。
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格闘技がテストステロンに与える影響
格闘技がテストステロンレベルに与える影響については、数多くの研究が行われており、その結果が示されています。
特に激しい運動や高強度のトレーニングがテストステロンの分泌を促進し、筋肉の成長や回復をサポートすることが確認されています。
格闘技をするとテストステロンが上昇する理由
格闘技のトレーニングや試合後にテストステロンレベルが急上昇することは、多くの研究で観察されています。
例えば、KraemerとRatamess(2005)の研究では、重いウエイトトレーニングや高強度のエクササイズがテストステロンの分泌を促進することが示されています。
具体的には、試合後やスパーリング後にテストステロンが急上昇し、筋肉の修復や成長を促進することが分かっています。
ボクシングやレスリング、MMAなどの高強度な格闘技は、身体に大きなストレスを与えるため、テストステロンの分泌が活発になります。
Boscoら(2000)の研究では、短期間の高強度トレーニングがテストステロンレベルを上昇させることが報告されています。
このようなストレスに対する体の反応として、テストステロンの分泌が促進されるのです。
テストステロンを上昇させるトレーニングの強度
テストステロンの増加は、トレーニングの強度や種類によって変わります。
特に対戦型の格闘技では、相手との接触や競争がストレスとなり、テストステロンの分泌を刺激します。
Filaireら(2001)の研究では、格闘技の競技中に心理的なストレスや達成感がテストステロンレベルに与える影響が調査され、試合後にテストステロンの上昇が見られることが確認されました。
格闘技以外のテストステロンを高める方法を解説した動画はこちら!
格闘技でテストステロンを高めるメリット
格闘技を行い、テストステロンが高めることで、以下の具体的なメリットが得られます。
筋肉がつきやすくなる
テストステロンは筋肉の成長を促進し、筋肉量を増やす手助けをします。
Häkkinenら(2001)の研究では、筋力トレーニングによるテストステロンの上昇が筋肉の発達に寄与することが示されています。
格闘技のトレーニングにより、筋肉がより強く、耐久性が増すことが確認されています。
脂肪が付きづらくなる
高いテストステロンレベルは脂肪の燃焼を助け、体脂肪率の低下に寄与します。
MazurとBooth(1998)の研究では、テストステロンの増加が脂肪の代謝を促進し、体脂肪の減少に寄与することが報告されています。
これにより、より引き締まった体型が実現できます。
メンタルが強くなる
テストステロンは精神的な健康にも影響を与えます。
テストステロンの増加により、ストレス耐性が向上し、集中力や自信が高まります。
Carréら(2009)の研究では、テストステロンの上昇がメンタルの強化や競技パフォーマンスの向上に寄与することが示されています。
「そうはいっても継続できないんだよ!!!」って人はこちらの記事もご覧ください。
テストステロンをさらに高める格闘技の具体的な方法
テストステロンを効果的に高めるためには、以下の方法が有効です。
週に2〜3回、高強度でトレーニング
テストステロンを高めるには週に2〜3回の高強度トレーニングが最も効果的です。
過度なトレーニングは逆にホルモンバランスを崩すことがあるため、適切な頻度でのトレーニングが推奨されます。
FryとKraemer(1997)の研究によると、適切なトレーニングの頻度と強度がテストステロンの分泌に最も良い影響を与えるとされています。
適切な食事と休息をとる
テストステロンの維持には、バランスの取れた食事と十分な休息が必要です。
プロテインや健康的な脂肪を摂取し、適切な睡眠を確保することで、ホルモンバランスを保ちます。
Häkkinenら(2001)の研究では、食事と休息がホルモンバランスに与える影響が示されています。
テストステロンUPに効果的な格闘技を選択する
ボクシング、ムエタイ、レスリングなどの高強度で対戦型の格闘技が特に効果的です。
これらの競技は、筋肉の発達とテストステロンの増加に大きく寄与します。
Crewtherら(2011)の研究では、こうした格闘技のトレーニングがテストステロンの分泌を促進し、パフォーマンスの向上に寄与することが示されています。
実際の格闘家の事例:那須川天心と堀口恭司
日本のトップ格闘家である那須川天心選手と堀口恭司選手は、それぞれの競技で非常に高いパフォーマンスを発揮しています。
彼らのトレーニングや食事法は、テストステロンレベルを最適化し、競技の成功に大きく寄与しています。
以下に、それぞれの格闘家について簡単に紹介し、その後に具体的なトレーニングメニューと食事メニューを詳細に説明します。
那須川天心選手のトレーニングと食事
プロフィール
- フルネーム:
那須川天心(Tenshin Nasukawa) - 生年月日:
1998年8月5日 - 出身地:
日本、千葉県 - 競技:
キックボクシング(特にムエタイにも精通) - 実績:
世界チャンピオンとしての地位を確立し、数々の国内外のタイトルを獲得。テクニックとスピードが特長で、多くのファンを魅了しています。
トレーニングメニュー
- 打撃特化トレーニング:
- サンドバッグ打ち: 3分間のラウンドを5〜6ラウンド行います。各ラウンドではパンチやキックを高強度で打ち込むことで、持久力と打撃力を向上させます。
- ミット打ち: トレーナーとともにミットを使い、パンチやキックのスピードと精度を高めます。1セッションで10〜15ラウンド行うことが一般的です。
- サンドバッグ打ち: 3分間のラウンドを5〜6ラウンド行います。各ラウンドではパンチやキックを高強度で打ち込むことで、持久力と打撃力を向上させます。
- 基礎体力トレーニング:
- ウェイトトレーニング: 週に3回、全身の筋力を鍛えるためにスクワット、デッドリフト、ベンチプレスを行います。セットごとに8〜12回のレップを目安にします。
- HIIT(高強度インターバルトレーニング): 週に2回、短時間で高強度のエクササイズ(例:バーピー、スプリント)を行い、心肺機能と筋持久力を高めます。
- ウェイトトレーニング: 週に3回、全身の筋力を鍛えるためにスクワット、デッドリフト、ベンチプレスを行います。セットごとに8〜12回のレップを目安にします。
- コンディショニングと回復:
- 長時間のランニング: 週に1回、10〜12kmのジョギングを行い、持久力を強化します。
- ストレッチとヨガ: トレーニング後に柔軟性を高めるためのストレッチやヨガを行います。
- 長時間のランニング: 週に1回、10〜12kmのジョギングを行い、持久力を強化します。
食事メニュー
- 朝食:
- オートミール: フルーツやナッツをトッピングしたオートミール。
- 卵白のオムレツ: 野菜をたっぷり加えた卵白のオムレツ。
- オートミール: フルーツやナッツをトッピングしたオートミール。
- 昼食:
- 鶏むね肉のグリル: 低脂肪の鶏むね肉をグリルし、サラダや全粒穀物(玄米など)と共に。
- 豆類のサラダ: レンズ豆や黒豆を使ったサラダ。
- 鶏むね肉のグリル: 低脂肪の鶏むね肉をグリルし、サラダや全粒穀物(玄米など)と共に。
- 夕食:
- 魚のフィレ: 鮭やタラなどを焼き、蒸し野菜やキノアと一緒に。
- サラダ: 多種類の野菜とオリーブオイルを使ったドレッシング。
- 魚のフィレ: 鮭やタラなどを焼き、蒸し野菜やキノアと一緒に。
- 間食:
- プロテインシェイク: トレーニング後にプロテインシェイクを摂取し、筋肉の回復をサポート。
- ナッツと果物: 健康的なスナックとしてアーモンドやバナナを摂取。
- プロテインシェイク: トレーニング後にプロテインシェイクを摂取し、筋肉の回復をサポート。
堀口恭司選手のトレーニングと食事
プロフィール
- フルネーム:
堀口恭司(Kyoji Horiguchi) - 生年月日:
1990年12月12日 - 出身地:
日本、大阪府 - 競技:
MMA(Mixed Martial Arts) - 実績:
UFCフライ級とRIZINバンタム級でのチャンピオンとして広く知られ、圧倒的な戦績と技術で評価されています。ストライキングとグラップリングの両方で高いスキルを持ちます。
トレーニングメニュー
- ストライキングトレーニング:
- ミット打ちとサンドバッグ: 週に数回、ミットやサンドバッグでの打撃練習を行います。各セッションでのトレーニング時間は1〜2時間です。
- スパーリング: 定期的にスパーリングを行い、実戦感覚を養います。これにはスタンドアップのスパーリングやグラップリングの練習が含まれます。
- ミット打ちとサンドバッグ: 週に数回、ミットやサンドバッグでの打撃練習を行います。各セッションでのトレーニング時間は1〜2時間です。
- グラップリングとテクニック練習:
- ブラジリアン柔術: グラップリングのテクニックを向上させるために、週に2〜3回のブラジリアン柔術のクラスを受けます。
- レスリング: テクニックとフィジカルを強化するために、レスリングの練習も取り入れています。
- ブラジリアン柔術: グラップリングのテクニックを向上させるために、週に2〜3回のブラジリアン柔術のクラスを受けます。
- コンディショニングと回復:
- サーキットトレーニング: 高強度のサーキットトレーニングを行い、全身の筋力と持久力を強化します。トレーニングセッションは30〜45分間です。
- ストレッチとマッサージ: トレーニング後にストレッチやマッサージを行い、筋肉の回復と柔軟性を高めます。
- サーキットトレーニング: 高強度のサーキットトレーニングを行い、全身の筋力と持久力を強化します。トレーニングセッションは30〜45分間です。
食事メニュー
- 朝食:
- プロテインスムージー: プロテインパウダー、バナナ、ベリー、アーモンドミルクを使ったスムージー。
- 全粒穀物のトースト: アボカドや卵をトッピングした全粒穀物のトースト。
- プロテインスムージー: プロテインパウダー、バナナ、ベリー、アーモンドミルクを使ったスムージー。
- 昼食:
- 魚のグリル: 鮭やタラなどをグリルし、サラダや野菜を添えます。
- クインア: 高たんぱく質のクインアと野菜のサラダ。
- 魚のグリル: 鮭やタラなどをグリルし、サラダや野菜を添えます。
- 夕食:
- 鶏肉の炒め物: 鶏むね肉と野菜を使った炒め物、玄米と共に。
- スープ: 野菜たっぷりのスープ(例えばミソスープ)を添えます。
- 鶏肉の炒め物: 鶏むね肉と野菜を使った炒め物、玄米と共に。
- 間食:
- ヨーグルトとフルーツ: ギリシャヨーグルトにフルーツを加えたスナック。
- ナッツ: アーモンドやクルミなど、健康的な脂肪を含むナッツ。
- ヨーグルトとフルーツ: ギリシャヨーグルトにフルーツを加えたスナック。
格闘技を始めてテストステロンを高めよう!
格闘技を取り入れることで得られるテストステロンの増加とその効果は、筋肉の成長、脂肪燃焼、精神的な健康の向上に寄与します。
格闘技を始めることで、これらのメリットを最大限に活用し、健康的なライフスタイルを送ることができます。
興味がある方は、まずは近くの格闘技ジムを探してみることをおすすめします。
体験レッスンや初心者向けのクラスも多く、簡単に始めることができます。
「格闘技をする時間がない!!」って人はこちらの記事もご覧ください。
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