MENU

Excel初心者から実務エースへ!独学でスキルをつけた5つの方法

「Excelって、何から覚えればいいのか分からない」

「周りに聞くのも怖くて、いつも自己流でなんとか対応している」

「ネットで調べても、自分の職場では使えないことばかりで混乱する…」

こんな悩みを抱えていませんか?

私も29歳で未経験から製造業の事務職に転職しましたが、Excelはほぼ初心者。「Excel得意じゃないんだね」と言われた悔しさが、学習の原点です。

試行錯誤を重ねた今では、「困ったら私に聞けば大丈夫」と頼られる存在になれました。

今回は、私が初心者から抜け出すために実践した5つの方法をご紹介します。

ぜひ最後までお読みください。



目次

【方法①】:パソコン作業自体を速くする

Excelに慣れる第一歩は、ショートカット操作の習得です。

なぜなら、マウス操作に頼っていると作業スピードが落ち、集中力も削がれてしまうからです。

私自身、「マウスを極力使わない」と決め、ショートカットキーを徹底的に練習しました。たとえば、以下のような操作です。

  • コピー&ペースト(Ctrl+C / Ctrl+V)
  • フィルター設定(Ctrl+Shift+L)
  • 列幅調整(Alt+H→O→I)

以下画像のように、A4用紙に一覧を印刷して机に置き、「1日3つずつ覚える」ルールで1か月間継続。気づけば20個以上の操作が指で自然に出るようになっていました。

この習慣のおかげで、Excelに触れること自体への抵抗がなくなり、作業効率も飛躍的に上がったと感じています。


【方法②】:職場のExcelファイルで、関数の使い方を習得する


毎日使うExcelファイルそのものを教材にして、実践的なスキルを身につけました。

実務のファイルには、実際の業務に必要な関数や仕組みが詰まっており、すぐに役立つ「仕事に直結した知識」が身につくからです。

たとえば、商品の在庫表のExcelには、VLOOKUPやIF、SUMIFといった関数が使われており、それらの数式を一つひとつ選択して、「この数式は何をしているのか?」を考えながら読み解くようにしました。
わからない関数があれば、Googleで検索したり、信頼できるサイトから意味を調べたりして、自分で新しいファイルに打ち直し、再現してみます。

「なぜこうなるのか」や「どこを変えるとどうなるのか」を検証しながら練習を繰り返すことで、知識が確かなスキルに変わっていきました。特別な教材がなくても、業務ファイルは十分な独学ツールになります。


【方法③】:資格学習を「理解度を測る手段」として活用する

独学で得た知識を体系立てて整理する手段として、資格学習はとても有効です。

なぜなら、実務と自己流の積み上げでは見落としがちな部分を、試験範囲の構造を通じて網羅的に見直せるからです。

私はMOS(Microsoft Office Specialist)試験を選びました。一般と上級試験それぞれの内容が「操作だけでなく、理解に重点を置いている」点に魅力を感じ、挑戦。
教材選びやスケジュール管理など計画的に取り組んだことで、「点だった知識が線でつながる」実感を得ることができました。

MOS公式サイト


ただし、資格はゴールではなく、自学の集大成を見える形で示す手段。自分の学んだスキルが基準に到達しているかを確認するために活用します。


【方法④】:疑問を放置せず、すぐ調べて実践する

「これどうやるの?」と感じたら、すぐに調べて手を動かすことが上達の近道です。

なぜなら、疑問を後回しにすると成長のチャンスを逃してしまうからです。

私は日々の業務でつまずいた場面(印刷範囲のズレ、表崩れ、日付の表示不良など)を見逃さず、すぐに検索して実験する習慣をつけました。特によく使ったのは「エクセルの神髄」というサイトや、たてばやし淳さん(エクセル兄さん)のYouTubeチャンネルなど。

調べて、試して、理解する。この繰り返しによって、知識が自分の言葉になり、再現性のあるスキルへと変わっていきました。

サイト:エクセルの神髄



YouTubeチャンネル:エクセル兄さん たてばやし淳

また、独学での知識習得が難しく、挫折しそうな場合は、Udemyなどのオンライン講座で学ぶという選択肢もありだと思います。Excelの仕組みから丁寧に教えてくれる講座が沢山あり、体系的に学ぶことができます。

Udemy 公式サイト


【方法⑤】:学んだことを人に教えて、さらに定着させる

学んだ内容を人に教えることで、理解は格段に深まります。


アウトプットによって自分の理解不足に気づき、新たな視点を得られるからです。


私は習得したショートカットや関数の使い方などを同僚に共有し、「なんでそうなるの?」といった質問に答える中で、自分自身の理解も磨かれていきました。

「ありがとう!助かったよ」という言葉が嬉しくて、学びを誰かの役に立てたいという気持ちが原動力になりました。
さらに現在は、VBA(マクロ)やPower Queryにも挑戦中。学べば学ぶほど業務改善の幅が広がり、知識が仕事の楽しさにもつながっています。

いずれは、自分がExcel初心者にとっての「きっかけを与える存在」になりたい。その思いを胸に、今も学び続けています。


まとめ:Excelは正しい方法で上達する

Excelは、特別な才能がなくても、積み重ねで確実に上達できます。

私自身、もともとは関数の意味すらわからず、マウス操作ばかりで効率も悪く、「Excelって苦手だな…」と思っていました。

しかし日々私が続けてきた習慣は、以下のような小さなことの積み重ねです。

  • 学んだことを素直にやってみる
  • 関数や操作について、なぜそうなるのかという考え方を丁寧に理解する
  • 疑問点があればすぐに調べる
  • 学んだことを人に教える

これらを少しずつ積み上げていった結果、気づけば「Excelに詳しい人」「頼りになる人」と言われるようになっていました。

スキルというと、「何か特別なことができるようになる」というイメージがあるかもしれません。
でも本当に大切なのは、正しく努力を重ねることです。

最初から完璧にやろうとしなくて大丈夫。
まずは、あなた自身が「やってみようかな」と思えたことから始めてみてください。

Excelは、あなたの仕事の効率を変え、自信を育て、周囲からの信頼を築くための強力な味方になってくれます。

この記事が、悩めるあなたが一歩前へ踏み出すことに繋がれば嬉しいです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次